目を惹きつける魔力のある絵!『kotoba 2019冬号』表紙イラストレーション|装画=エドワード・ホッパー

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『kotoba』2019年冬号 孤独のレッスン

◆出版=集英社クォータリー
◆装画=エドワード・ホッパー

『kotoba』2019年冬号 表紙イラストレーションの感想

素敵な絵!と思わず雑誌を手に取ってしまったら、かの「エドワーズ・ホッパー」のイラストレーションでした。イラストレーションに詳しい方からは、「ホッパーの絵くらい、すぐにわかってください」と叱られてしまうかもしれません。でも、「知らなくても素敵に思える」というのは、真に素敵なイラストレーションなのだとあらためて思わされます。

この絵の素敵さはどこから来るのでしょう。

第一に、塗りの美しさは挙げられそうです。
とりわけ、斜めに入ってくる日差しの光の部分と、対比となる陰の部分の、色の差異が目を惹きます。それを支えているのは、やはり丁寧な塗りです。丁寧というだけでなく、人の手ならではの細かいタッチとグラデーションが、絵に温かみを与えています。瞬時に人の目を惹くのは、壁の明度差とその塗り方の美しさと言えそうです。

壁は大きく塗られているのに対し、内装や海面は、細かいタッチで塗られているのも素敵さのひとつですね。
ひとつの画面の中で、細かく描くところと大きく描くところを大胆に分けると、人を惹きつける画面になるとよくわかります。

第二に、構図の美しさと面白さも感じます。
画面の右端には、部屋のドアの空いたすぐ外に大きく海が広がっている。
左には部屋の内装が描かれている。

このような実際にはありえない(あるのかもしれないけど、非常に珍しい)非日常的な画面であることで、目を惹いた次の瞬間から「しばらく眺めたくなる」という時間が訪れます。壁をはさんで、画面右の非日常と左の日常という構図が大変面白いですよね。

表紙のイラストレーションだけでも多々の学びがありますが、実は雑誌の中でも、章ごとの挿絵としてホッパーの絵が使われています。

<SEVEN A.M>seven a.m

<GAS>
GAS

<MORNING SUN>
MORNING SUN
こんな挿絵が載っていました。

記事の内容にホッパーのこれらの絵が、とてもマッチしているように思えました。

刺激的ですね。

kotoba(コトバ) 2019年 冬号 [雑誌]

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